河本 浩明 博士(工学)
Hiroaki Kawamoto, Ph.D.
国立大学法人 筑波大学
システム情報系 准教授
生体が備える運動機構や生理機能のメカニズムに興味を持ち,それらのメカニズムの理解と補助・改善・獲得・拡張への応用を目指し,人・機械一体化技術,生体運動・生理解析,生体制御システム,ロボット治療技術,運動学習支援に関する研究開発を行う.2004年,人-機械一体化における運動制御機構に関する研究により筑波大学より博士(工学)の学位を取得し,サイバニクス研究室にて研究活動を行う.
装着型サイボーグHALの基礎研究から社会実装まで一気通貫による研究開発に従事.2000年より,HALの制御機構の研究開発に携わり,人の身体機能の補助・改善・再生のための治療制御の基本原理を開発.2009年-2013年,装着型サイボーグHALの臨床研究に参加,本学医学医療系・筑波大学附属病院・茨城県立医療大学との医工連携体制を構築し,研究成果を社会実装するための橋渡し研究を推進する.同じく,2009年-2013年,NEDO生活支援ロボット実用化プロジェクトに参画,HALを代表とする人間装着(密着)方生活支援ロボットの安全技術開発,安全性検証・安全基準国際標準化の策定に従事する.2015年–2021年,AMED脳血管障害を対象とするHALに関する医師主導治験研究に参画,脳血管障害を対象とするHALの医療機器化に向け,医療機器に向け,臨床研究,プロトコル策定,研究推進運営に従事する.
主な学歴
1990年4月 – 1993年 3月 神奈川県立松陽高等学校 卒業
1994年4月 – 1998年 3月 筑波大学 第三学群 基礎工学類 エネルギー変換工学専攻 卒業
1999年4月 – 2000年 3月 筑波大学大学院 工学研究科 知能機能工学専攻 修了 修士(工学)
2004年4月 – 2004年11月 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 知能機能システム専攻 修了 博士(工学)
主な経歴
2005年5月 – 2008年03月 医療機器センター リサーチレジデント
2009年4月 – 2015年03月 筑波大学 システム情報系 助教
2015年4月 – 筑波大学 システム情報系 准教授
所属組織・教務担当
教員組織: システム情報系 知能機能工学域
研究組織: サイバニクス研究センター
学類教育: 理工学群 工学システム学類
大学院教育: 大学院システム情報工学研究科 知能機能システム専攻
グローバル教育院 エンパワーメント情報学プログラム
グローバル教育院 ヒューマニクス学位プログラム